コラム

教習所で挫折しかけた経験 vol.1

アラフィフでもやれるんだよ

結婚して早20年、子供たちも独り立ちしてしまい、何やらむなしさを感じる今日この頃でした。
落ち込んでいる私の姿を見かねて、主人がこんな提案をしてくれました。
これを機に、何か新しいことは自明てみたらどうだい ? というのです。
私はしばし少考、すぐに頭に浮かんだのは、若い時分に取りたかったバイクの免許でした。

当時の私は、モータースポーツ好きで、特にバイクのレースを好んで見ていました。
しかし、親からはバイクの免許を猛反対され、挫折していたのです。
今回は、そんな私の「アラフィフ免許取得大挑戦 ! 奮闘記」コラム、いかなる結果で決着するのでしょうか。

1段階終了で早くも挫折感

主人の勧めもあって、早速自動車教習所へ赴き、早速手続き完了。主人には、厳しい教官にあたると大変と言われていたので、優しい教官に当たることを祈って打合せです。
やった、私好みの若い教官に当ってラッキーと思いつつ、翌日からスタートしました。
手取り足取りやってくれるのかと思ったら、意外に放任主義なのですね。

教習所の大きさに圧倒されつつ、まずはエンジン始動。
うむ、一発始動。
ハハハ、当たり前かと思いつつ、早速STARTです。
に思ったら、エンスト…エンスト…の連続、恥ずかしいやらくやしいやらで。
顔を真っ赤にしている私に教官は、「誰でも最初はそうですよ」と慰められたが、ほんのちょっぴり挫折感という1日でした。

悪戦苦闘の日々を送る

車の免許はスムーズに取れたのに、バイクって難しいですよね。
エンストばかりで、ようやくスタートしても、ノロノロ運転でしたが、ようやく外周だけは回れるようになりました。
といっても、しばらくは四輪のコースでの練習で、続いてクランクとS字コースに挑戦しました。
「できますよ ! 大丈夫です」と、教官の心強い言葉に励まされ、何度も失敗しながら少しずつ上達していくのがわかります。

私の素直さがよかったのか、教官の指導の通り。
亀さんペースではありますが、悪戦苦闘しながらも、ああバイクの免許を取っているんだなと、実感がようやくわいてきました。
数日が過ぎ、ようやくスムーズに乗れるようになったおかげで、二輪車コースに挑戦できることになったんです。

二輪コースデビュー

うむっ、あわあわ狭い ! 二輪コースって、こんなに狭いの ? などと思いながら、パイロンに挑戦。
教官の華麗な妙技に、ほれぼれしながら、後ろについて挑戦しますが、こんなのできるかいっ ! などと心の中で思いつつ、数日後には難なく走破。
2段階目に入り、ますますな難易度は高くなりましたが、夢の中まで練習しているんだからと自分を励まし、特訓の日々は続きました。

教習所に通い始め、数カ月とかなり時間はかかりましたが、四苦八苦するトラウマと、日に日に上手になる自分とを照らし合わせ、ここまで育ててくださった教官に感謝です。
ようやくバイクと一体感が生まれ始め、とうとう卒検を迎え、4回目の挑戦でようやくクリアし、無事免許を取得することができました。

おすすめ