あえて秋に海に行ってみるといいことも
関東の最南端に位置するここ南房総は、千葉を代表する一大リゾートスポットなんです。
千葉県と云えば、国内で最も大きなテーマパーク、東京ディズニーランドを思い浮かべますが、自然を満喫するなら南房総エリアが一番のおすすめなんです。
特にバイクに乗られる方なら、ツーリングには最適な場所です。
ここ南房総は、海と山と両方楽しめるほか、温泉やグルメにワインディングと、まさにワクワクがたくさん詰まっている宝箱のような場所。
都心からのアクセスも良好で、初心者ライダーの方には、ぜひこの地に訪れてほしいエリアです。
では早速、秋の南房総の見どころを、つぶさに解説していきましょう。
秋の南房総の見どころ
ここ南房総は、漁業の盛んな地域で、関東では唯一の捕鯨基地がある場所です。魚の種類も豊富で、アワビの養殖のほか、白浜の海女の素もぐりは、あまりにも有名です。
農業や牧畜も行われており、秋になれば様々な山の珍味、そして海の幸を楽しむことができます。
ツーリングで訪れて欲しい場所は、古城風の展望台がある「ローズマリー公園」、南房総国定公園内にある「野島埼灯台」そして、「南房総白浜温泉郷」の三つがかなりおすすめです。
また海に近い場所にある道の駅は、格安の魚介類の宝庫です。
お店の方に頼めば、冷蔵便で依頼ができますので、目についたお魚は、宅配してもらうのが最も楽な方法です。
南房総までの主なルート
南房総でのツーリングコースは、様々なルートが考えられますが、日帰りツーリングであれば、アクアラインルートが一番です。
ルートは大きく分けて、館山方向に向う海沿いのルート、鋸山を目指す中央ルート、そして鴨川方面へのルートがあります。
いずれにせよ、目指すのは房総半島の最南端に位置する「野島埼灯台」です。
海沿いのルートは、海が真横に見えますので、潮風がかなり心地よく、グルメなお店も多く集まっています。
ワインリングを楽しむのであれば、山道ルートが最適です。
いくつかのパワースポットを通りながら、絶景の眺めを楽しむことができます。野島埼灯台を折り返し地点にすれば、二つのルートを楽しむことができます。
南房総の魅力とおいしい秋の味覚
南房総の魅力は、秋にこそ最大の価値があるといってよいでしょう。
紅葉狩りを楽しみながら、海の幸を堪能し、温泉を満喫すれば、日ごろのうっぷんもすっかりと晴れるというものです。
まず、スタート地点に一番近い場所が、「ハイウェイオアシス冨良里」です。
好きなお総菜を、好きなだけ取り分けて食べるというスタイルで、朝食には最適でしょう。
そして、お昼はやはり海の幸。千倉にある「浜の郷」という食堂なのですが、海鮮丼や天丼はボリューム満点で、スタミナを補充するには最適なお店です。
また、白浜町の房総フラワーライン近くにある「板前料理・きよ都」は、ライダー御用達のお店で、こちらでも海の幸を十分に堪能できます。