観音崎灯台ツーリングスポットの魅力
都心から近場でツーリングにふらっと出かけたい、と思い立ったときに便利なスポットのひとつに、観音崎灯台があります。
観音崎灯台は日本で初めての洋式灯台として、フランス人技師F.L.ヴェルニーによって建設されました。
明治2年1月1日に点灯した観音崎灯台は、横須賀製鉄所と同じレンガを使って建てられた灯台だったのですが、大正11年に起こった地震で倒れたため翌年再建されました。
現在の灯台は、3代目となります。
三浦半島は灯台が多いエリアなので、天気の良い日を選んで走ってみるのも楽しいものです。
観音崎からは対岸の東京湾観音も臨むことができますし、スカイツリーが見える日もあります。
観音崎灯台の近くには「関口牧場」などもあり、休日のひとときを楽しむにはぴったりです。
都内から観音崎灯台に向かうには、第三京浜玉川ICから横浜横須賀道路終点馬場海岸IC、16号から209号、観音崎公園のコースが一般的です。
また、首都高速神奈川1号横羽線(K1)から神奈川5号大黒線(K5)、湾岸線(B)から横浜横須賀道路終点馬堀海岸ICを通って観音崎公園に至るルートもおすすめです。
ただし、高速を使っていると景色をそれほど楽しめないので、湾岸線の代わりに国道357号を通るのもいいかもしれません。
観音崎灯台周辺のおすすめグルメ情報
観音崎灯台に行くときは、柴漁港に立ち寄ってアナゴの天丼を食べるのも楽しいものです。
柴漁港にある「小柴のどんぶりや」というお店は週末だけオープンしていて、毎日長蛇の列ができるほどの人気です。
柴漁港で揚がったばかりのアナゴの天ぷらは大ぶりで、お腹を空かせていく価値は絶対にあります。
柴漁港では11月上旬に「秋のさかなフェア」なども開催しているので、時期を合わせて行ってみるのもいいかもしれません。
ちょっとおしゃれに海辺の雰囲気を楽しみたいのなら、観音崎自然博物館に隣接しているレストラン「マテリア」もおすすめです。
マテリアは「やかんブイヤベース専門店」という珍しいお店で、「地魚海鮮ブイヤベース」「江戸前ブイヤベース」などのメニューが人気です。
スープがやかんの中に入ってくるので、ブイヤベースに付いてくるパスタにかけて食べるのも乙な味です。
ペペロンチーノ・パスタには「走水の一番海苔」という貴重な海苔も付いてくるので、ぜひ試してみてください。
普通は漁師さんしか食べられない海苔は、まさに絶品です。
外にはテラス席もあり、開放的なランチを楽しむには最高のシチュエーションです。
神奈川県銘菓にも選ばれた横浜元町の生プリンなどもあるので、時間をかけて食事を楽しみたいレストランです。
お肉が好きな人なら、サーロイン牛がおいしいコース料理も人気です。