つまごいパノラマラインの魅力
数ある絶景ツーリングルートの中でも、女性ライダーの間で特に人気が高いのが群馬県の西北部を走る「つまごいパノラマライン」です。
観光用の道路ではなくて広域農道として開発されていることもあり、スピードを落としてのんびりと走るには最適です。
延々と広がるキャベツ畑など、本州の中では珍しく雄大な景色が広がるこの辺りは、首都圏からも簡単にアクセスすることができます。
つまごいパノラマラインは北ルートと南ルートの2つがあり、両方を合わせて34kmの道のりとなっています。
特に春から夏にかけては緑が美しい地帯なので、週末を利用して行ってみることをおすすめします。
途中、浅間山などを遠くに眺めることもできます。
特に「愛妻の丘」の展望デッキから見る浅間山の姿は絶景です。
もともと、嬬恋村という名前は海神の怒りを鎮めようと海に身を投げた愛妻の弟橘媛を日本武尊が偲んだことから命名されています。
愛妻の丘も、景色を眺めるためではなくて、展望デッキは実は愛妻にむかって大声で呼びかけるための「叫び台」として作られました。
つまごいパノラマライン周辺のおすすめグルメ情報
つまごいパノラマライン周辺でも、特に人気の高いグルメスポットのひとつに「WANDERING」があります。
WANDERINGは素晴らしいパノラマビューを眺めながらカフェやスイーツを楽しめるカフェテリアで、朝食メニューなども人気です。
本格的に食事をするのであれば、「嬬恋高原ブルワリー」もおすすめです。
嬬恋高原ブルワリーはクラフトビールや地ビールが美味しいことで有名で、21:00まで営業していますので、嬬恋村で一泊するつもりで来れば、美味しい料理とビールを楽しむことができます。
このお店は浅間高原麦酒という会社が経営しており、ビールセットはお土産に持ち帰ることもできますし、オンラインショッピングでも購入できます。
11月から4月20日までは冬季休業になりますので、前もって電話で開いてるかどうか確認してから行くといいでしょう。
ソーセージの盛り合わせやビールに合うピッツァはおすすめで、コーンの甘さが引き立つコーンスープも人気です。
和食やお蕎麦もおすすめ
嬬恋は和食やお蕎麦も美味しいエリアなので、お昼はお蕎麦であっさりと昼食を済ませるのもいいものです。
中でも200年以上前に建てられた民家で経営している「いっさく庵」は美味しい日本蕎麦が食べれることで有名です。
女性1人でも入りやすい雰囲気なので、ソロツーリングの際に立ち寄ってみるのもおすすめです。
入り口の広大なたたきや囲炉裏など、すべてが本物の雰囲気でくつろげます。
天せいろは1,500円で、コスパ抜群です。
